線虫で癌（がん、ガン）が発見できる検査方法が見つかる！！

線虫って虫が癌（がん、ガン）を見つける
方法が発見され、それを九州大学の
研究チームが発表しました。


夢のような研究成果で本当に
明るいニュースですね。

線虫で癌（がん、ガン）が発見できる検査方法

具体的には体長１ミリ程度の線虫を
使用し、がんの有無を１滴の尿から
高い精度で判別出来るとのことです。


早期の癌に対しても、相当な確率で
発見することが可能です。


スポンサードリンク






また実用化することが出来れば非常に
安い価格（１回で１００円～数百円程度）
で検査することが可能になるようです。

現在よく行われている血液採取による
腫瘍マーカー検査よりも、高い精度だ
そうです。

また採取した尿に線虫に匂いをかが
させる方法なので、検査する人への
負担もほとんどない為検査の受診率
向上も期待できるとのことです。

研究チームからの発表では実用化
出来るまでは１０年程度かかる
ようです。


スポンサードリンク

癌（がん、ガン）の匂いをかぎわける線虫とは

そもそもこの発見のきっかけになったのは
食中毒を引き起こすことで有名な寄生虫
「アニサキス」のようです。

4年ほど前にサバにあたった患者の
治療で原因だったアニサキスという
線虫が、患者の胃にできていた
がん細胞に食いついていたそうです。

このことから、研究者たちは、アニサキスが
何らかの成分に引き寄せられているのでは
考え、研究を続けてきたそうです。

この後の研究で今回のものすごい
発見につながったそうです。

線虫って虫は特徴として犬などと同様に
嗅覚受容体が発達していて好きな
匂いには集まり、嫌い匂いから
逃げる習性（走性行動）があるようです。

事前の実験で癌（がん）細胞のにおいを
好む習性があることがわかったそうです。

この習性を利用し、癌（がん、ガン）を
高い確率で発見出来る方法を見つける
ことが出来たのです。


さまざまな実験により、癌（がん）患者
をガンと診断出来る確率は驚異的で
９５．８％に達しているようです。


本当に夢のような発見です。
早く実用化が出来、早期の癌（がん、
ガン）を発見し、適切な治療が出来る
ようになってほしいものです。


スポンサードリンク